イタリア代表DFマッティア・カルダーラは古巣アタランタでのレンタル期間を終えて、ミランに復帰していた。しかし、同選手はエラス・ベローナへレンタル移籍することがほぼ確実となっている。5日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
現在27歳のカルダーラは前十字靭帯断裂による長期離脱から復帰すると、昨年1月にミランからアタランタへ1年半のレンタルにより加入。2019/20シーズン後半戦では公式戦18試合に出場するなど復調の気配を見せていた。しかし、同選手は昨年10月に再びひざに問題を抱えると、およそ3カ月にわたり戦線離脱。復帰後もベンチを温めることが多く、2020/21シーズンはわずか9試合の出場にとどまっていた。
同選手はアタランタが1500万ユーロ(約20億円)による買い取りオプションを行使しなかったことにより、シーズン終了後にミランへの復帰が決定。しかし、度重なる負傷離脱もありステファノ・ピオリ監督率いるミランでも構想から外れていた。
その中、ベローナはミランとの交渉を進めると、買い取りオプション付きの1年レンタルによりカルダーラを獲得することで合意。カルダーラ本人は6日にもメディカルチェックを受ける予定となっており、問題がなければ正式にサインを交わすとのことだ。
かつて有望株としてイタリア国内で注目を集めたカルダーラだったが、複数回にわたる長期離脱により試練を迎えている。
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