プレミアリーグ トッテナム

バルセロナMFにトッテナムが関心?ケイン流出ならその資金で獲得に動く可能性が浮上

フィリペ・コウチーニョ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョに対して、トッテナム・ホットスパーからの関心が浮上した。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が報じた。

 2018年夏にクラブ史上最高額となる推定移籍金1億3500万ユーロ(約175億1000万円)でリバプールからバルセロナへ加入したコウチーニョ。しかし、期待されていたような活躍を披露できず、バイエルン・ミュンヘンから復帰を果たした昨季はヒザを負傷した影響もあり、公式戦14試合で3ゴールの成績にとどまった。

 同メディアによれば、トレーニングを無断欠席するなどイングランド代表FWハリー・ケインにマンチェスター・シティ移籍の可能性が取り沙汰されているトッテナムは絶対的エースを流出した際に備えて、2日にバルセロナのトレーニングに復帰したコウチーニョを獲得候補の1人としてリストアップしているという。

 ケインの売却を望んでいないトッテナムだが、移籍金は1億5000万ユーロ〜1億8000万ユーロ(約194億5000万円〜約233億5000万円)にも上るとみられており、この資金でセンターラインの強化を視野に入れているとのこと。そして、トッテナムはブラジル代表MFの年俸を支払うレンタルで獲得する可能性があるようだ。

 その一方で、財政難を抱えるバルセロナはコウチーニョの現金化を望んでいるとも報じられているものの、バーゲンセールで放出する気は無い模様。同選手に対して、非常に良い条件のオファーが舞い込めば完全移籍かレンタルで放出することに前向きだという。