セリエA インテル

インテル、主力FWに対するアトレティコのオファー却下も…英メディアの見解は…

ラウタロ・マルティネス 写真提供: Gettyimages

 インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは、クラブが資金確保を迫られていることもあり、現時点でも去就が不透明となっている。その中、インテルはアトレティコ・マドリードからの獲得オファーを拒否していたようだ。1日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 現在23歳のラウタロ・マルティネスは、2018年夏にアルゼンチンのラシン・クラブからインテルへ完全移籍により加入。2020/21シーズンは公式戦38試合に先発出場して19ゴール11アシストをマーク。ベルギー代表FWロメル・ルカクとともに前線に必要不可欠な戦力として活躍し、2010/11シーズン以来となるセリエA優勝に大きく貢献している。

 また、ラウタロ・マルティネスはインテルとの契約を2023年6月まで残しているほか、本人はメディアインタビューで再三にわたりインテル残留が基本線であることを主張している。両者は直近数カ月にわたり契約延長にむけて会談を重ねてきたが、現時点では新契約締結の公式発表が行われていない。

 その中、同選手の去就を巡っては、アーセナルがスペイン代表DFエクトル・ベジェリンを交換要員に盛り込む形でラウタロ・マルティネスの獲得に向かっているとイギリスメディアが報道。そして、アトレティコ・マドリードも移籍金5000万ユーロ(約65億円)によるオファーを提示していたが、インテルはこれを却下したとのことだ。

 ただ、イギリスメディア『スカイスポーツ』は、同選手移籍の可能性が残っていると主張。インテルは7000万ユーロ(約91億円)以上のオファーが届けば、放出に応じるものとみられる。