ミランに所属するノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲには、日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトが関心を強めているが、どうやら今夏移籍は既定路線となっているようだ。31日、ノルウェーメディア『Nettavisen』が報じている。
ハウゲは昨夏にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトからミランへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはセリエAで18試合、UEFAヨーロッパリーグで8試合に出場。しかし、同選手は4月3日に行われたセリエA第29節・サンプドリア戦を最後にピッチに立っていなかった。また、UEFAヨーロッパリーグでは決勝トーナメントにおける登録メンバーから外れるなど、厳しい立場に置かれている。
ミランは現在21歳であるハウゲとの契約を2025年6月まで残しているが、今夏のマーケット期間に完全移籍での放出を望んでいる模様。また、フランクフルトやボルフスブルクがすでに同選手の獲得オファーを提示しているが、ミランは少なくとも1200万ユーロ(約15億6000万円)を求めているため、これらを拒否したという。
その中、ハウゲの代理人はノルウェーメディアの取材に対して「(ハウゲについて)いくつかのクラブと交渉を行っていることは確かだ」とコメント。今夏移籍を前提条件として動いていることを明かしている。
くわえて、ハウゲは先月31日に行われたOGCニースとのトレーニングマッチを欠場。同選手はフィジカル面で問題を抱えていないことから、今夏退団に向かっているものとみられる。
なお、フランクフルトはすでにポルトガル代表FWアンドレ・シウバをRBライプツィヒに放出している。また、鎌田大地も退団の噂されているが、本人はドイツメディアのインタビューでフランクフルトで2021/22シーズンを迎えることを想定してトレーニングを行っていることを明かしていた。
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