明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーしていた過去をもつFW鈴木優磨には、ボローニャ移籍の噂が飛び交っていた。しかし、ボローニャは中国スーパーリーグの上海海港(旧上海上港)に所属するオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチの獲得をほぼ確実にしたようだ。25日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
ボローニャは2020/21シーズン限りで元アルゼンチン代表FWロドリゴ・パラシオが契約満了により退団。パラシオの後釜として、アルナウトビッチをトップターゲットに掲げていたほか、アルナウトビッチの代替候補として鈴木優磨やスイス1部の強豪バーゼルに在籍するFWアルトゥール・カブラルをリストアップしていた。
アルナウトビッチは欧州復帰を望む中、当初は2022年12月まで残していた上海海港との契約を解除することを望んでいたが、クラブ側がこれを拒否。また、ボローニャも上海海港との交渉が難航していると伝えられていた。
しかし、『カルチョメルカート』の報道によると、ボローニャは300万ユーロ(約4億円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)を支払うことにより、上海海港と合意。また、アルナウトビッチ本人は数日後にもメディカルチェックを受けて、問題がなければ2年契約を結ぶとのことだ。
なお、鈴木優磨はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)から欧州主要リーグへのステップアップを望んでいるが、現時点ではスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェからの関心が伝えられている。また、STVVは25日に2021/22シーズンのリーグ開幕戦・KAAヘント戦で2-1と勝利しているが、鈴木優磨はこの試合でメンバー外となっていた。
コメントランキング