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ポステコグルー率いるセルティックがウェストハムに惨敗…CL予選敗退の危機も

アンジェ・ポステコグルー 写真提供:GettyImages

 アンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックは、24日に行われたウェストハム・ユナイテッドとのトレーニングマッチで惨敗しており、今週なかばにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選2回戦の2ndレグ・ミッティラン戦にむけて不安材料を抱えている。

 セルティックは2020/21シーズンにスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の優勝を逃したことにより、明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いていたポステコグルー氏を招へい。また、ヴィッセル神戸から日本代表FW古橋亨梧を獲得しているほか、先週にはロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のルビン・カザンからスウェーデン代表DFカール・スターフェルトの獲得も決定。くわえて、センターバックを本職とする選手をもう1名獲得することを検討していると伝えられている。

 その中、セルティックは20日にホームで行われたCL予選2回戦の1stレグ・ミッティラン戦で1-1のドローに終わっていた。そして24日のウェストハム戦では開始早々にスコットランド代表MFカラム・マグレガーのゴールでリードしたものの、前半に3失点。50分に1点を返したものの、その後は守備陣が崩壊し、2-6と敗戦。守備陣に不安を抱える中でミッティランとの2ndに臨むことになっている。

 なお、ポステコグルー監督は先週のメディアインタビューで、古橋亨梧をはじめ新戦力の合流が遅れていることに対する不満をあらわにしている。31日に2021/22シーズンのリーグ開幕節・ハーツ戦を控える中、オーストラリア人指揮官は早くも試練を迎えている。