明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉を昨季限りで退団したブラジル人FWアラン・ピニェイロは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のコリチーバへ加入するかもしれない。23日、ブラジルメディア『BEM PARANA』が報じている。
現在29歳のピニェイロは、2013年にレンタル移籍により川崎フロンターレに在籍した経験を持つ。また、2015年からは東京ヴェルディでプレーしていたが、2018シーズン終了後に契約満了により退団すると、ジェフユナイテッド市原・千葉へ加入。しかし、2019シーズンはリーグ戦26試合に出場しわずか2得点で終了。昨季も新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中断期間終了後からおよそ2カ月間にわたりベンチ外となると、リーグ戦で10試合の先発出場にとどまり、今年1月に契約満了が告げられていた。
同選手はジェフユナイテッド市原・千葉を退団した後、ブラジルに帰国しているが、およそ半年間にわたり無所属状態となっていた。しかし、ここにきてコリチーバが同選手の動向を調査。現在は練習生としてトレーニングに参加しており、パフォーマンス次第では正式に契約を結ぶ可能性があるという。
コリチーバは現在22歳であるMFルイス・エンリケの去就が不透明となっている。コリチーバの下部組織出身であるエンリケは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスへ移籍するという噂が飛び交っており、コリチーバも負債を減らすという観点から放出に前向きな姿勢を見せているとのこと。そのエンリケの後釜としてピニェイロをリストアップしたようだ。
なお、コリチーバは今季、開幕から12試合を終えて勝ち点25を獲得。首位のナウチコから4ポイント差の2位につけているが、22日に行われたセリエB第12節・CRB戦では退場者を出したこともあり、1-1のドローに終わっていた。
コメントランキング