パリ・サンジェルマン(PSG)は23日、マウリシオ・ポチェッティーノ監督との新契約締結を公式発表している。
ポチェッティーノは、2014年からおよそ5年間にわたりトッテナム・ホットスパーを率いており、2018/19シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグで決勝まで導いていた。しかし、2019/20シーズンはリーグ戦で序盤から不調に陥ると、2019年11月に解任。しばらくフリーの身となっていたが、今年1月にトーマス・トゥヘル前監督の後任としてPSGの指揮官に就任。PSGとは来年6月までの期間で契約を結んでいた。
PSGは2020/21シーズンにリーグアンで最終節までリールとの優勝争いを繰り広げていたが、わずか1ポイント差の2位に終わっていた。しかし、UEFAチャンピオンズリーグではバルセロナやバイエルン・ミュンヘンを下してベスト4入りを果たしており、クープ・ドゥ・フランス(フランス国内カップ戦)でタイトル獲得を成し遂げていた。
ポチェッティーノ監督の去就を巡っては、レアル・マドリードがジネディーヌ・ジダン前監督の後任候補にリストアップしていたほか、トッテナム復帰の噂もささやかれていた。しかし、本人は先月にこれらの噂を否定すると、PSGと2023年6月までの新契約を結んでいる。
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