インテルはカリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデスの獲得を狙っているが、選手サイドと合意に達したようだ。19日、イタリアメディア『Sportitalia』が報じている。
現在25歳のナンデスは、2018年に行われたFIFAワールドカップ・ロシア大会で5試合に出場し、チームをベスト8に導いた実績を持つ。また、2019年夏のアルゼンチン国内の名門ボカ・ジュニアーズからカリアリへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはセリエAで31試合に先発出場するなど、中心選手としてセリエA残留に大きく貢献。そして今夏に開催されたコパ・アメリカ2021では3試合で先発メンバーに名を連ねたが、チームは準々決勝で大会を後にしている。
カリアリとの契約を2024年6月まで残すナンデスには、インテルが以前から関心を寄せていた。また、同選手の代理人は今週はじめにインテル首脳陣と会談を行うと、個人合意に達したとのこと。くわえて、リーズ・ユナイテッドをはじめプレミアリーグの複数クラブからもオファーが届いていたが、すべて却下したという。
一方、カリアリは現行契約に盛り込まれている契約解除金の3600万ユーロ(約47億円)を支払わない限りは放出に応じない模様。ただ、インテルは昨夏にカリアリへレンタル移籍により加入していたMFラジャ・ナインゴランを交渉材料に持ち出す可能性があるようだ。ステップアップ移籍を望むナンデスは、インテルとカリアリにより交渉がまとまることを願っているはずだ。
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