
ミランは19日、レアル・マドリードからスペイン人FWブラヒム・ディアスを再レンタルにより獲得したことを公式発表している。
現在21歳であるブラヒム・ディアスは2020/21シーズン終了後、レンタル期間満了に伴いレアル・マドリードへ復帰。しかし、ミラン首脳陣は同選手のパフォーマンスを高く評価していたため、再レンタル実現にむけてレアル・マドリードとの交渉を行っていた。
クラブの発表によると、ミランは2年レンタルによりブラヒム・ディアスを再獲得。同選手の背番号は「10」に決定している。また、イタリア国内メディアの報道によると、今回の取引ではレンタル料が300万ユーロ(約4億円)であるほか、2200万ユーロ(約29億円)による買い取りオプション、そして2700万ユーロ(約35億円)による買い戻しオプションが付いているという。
なお、ブラヒム・ディアスは、2019年夏にマンチェスター・シティからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。しかし、レアル・マドリードでは出場機会に恵まれず、昨夏にミランへ1年レンタルにより加入。ミランでもレギュラー定着には至らなかったものの、公式戦39試合に出場し7ゴール4アシストをマーク。ステファノ・ピオリ監督から高い評価を得る中、2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献していた。
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