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インテル、ウルグアイ代表MF獲得は困難か!契約解除金満額の47億円要求で…

ナイタン・ナンデス 写真提供:Gettyimages

 インテルはカリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデスを狙っているが、現時点では実現する可能性が低いようだ。18日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 現在25歳のナンデスは、2018年に行われたFIFAワールドカップ・ロシア大会で5試合に出場し、チームをベスト8に導いた実績を持つ。また、2019年夏のアルゼンチン国内の名門ボカ・ジュニアーズからカリアリへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはセリエAで31試合に先発出場するなど、中心選手としてセリエA残留に大きく貢献。そして今夏に開催されたコパ・アメリカ2021では3試合で先発メンバーに名を連ねたが、チームは準々決勝で大会を後にしている。

 カリアリとの契約を2024年6月まで残すナンデスには、インテルが以前から関心を寄せていると伝えられている。その中、同選手の代理人はインテル首脳陣と18日に会談し、インテルへの移籍を望んでいる旨を伝えた模様。

 しかし、カリアリは現行契約に盛り込まれている契約解除金の3600万ユーロ(約47億円)を支払わない限りは放出に応じない姿勢を見せているという。インテルは財政面の改善に迫られていることもあり完全移籍での獲得は難しく、買い取りオプション付きのレンタルでの獲得に限定されているようだ。

 セリエAの舞台でさらなる成長を遂げているナンデスだが、ステップアップ移籍にむけて解決すべき問題のハードルは高そうだ。