ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコMF、代理人が英2クラブと接触!バルサへトレード移籍の噂も…

サウール・ニゲス 写真提供: Gettyimages

 アトレティコ・マドリードのスペイン代表MFサウール・ニゲスは今夏退団が噂されているが、プレミアリーグの複数クラブが獲得に乗り出しているようだ。18日、イギリスメディア『デイリーメール』が報じている。

 現在26歳のサウールはアトレティコとの契約を2026年6月まで残しており、現行契約には1億5000万ユーロ(約195億円)にものぼる契約解除条項が盛り込まれている。しかし、本人は新たな挑戦を望んでいることから移籍を視野に入れている模様。クラブ首脳陣も引き留めには動かず、4000万ユーロ(約52億円)以上のオファーが届けば放出に応じる方針を固めている。

 サウールの去就を巡っては、バイエルン・ミュンヘンが買い取り義務付きの2年レンタルによるオファーを準備していると先月はじめに報じられていた。また、今月に入ると、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとのトレードによりバルセロナへ移籍する可能性が伝えている。

 その中、同選手の代理人がマンチェスター・ユナイテッドやリバプールとコンタクトをとっていることを認めたという。また、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』の報道によると、現時点でマンチェスター・ユナイテッドとの交渉が進んでおり、争奪戦で優位に立っているようだ。

 なお、サウールは2013年にアトレティコ・マドリードの下部組織からトップチーム昇格を果たすと、中盤の主力として2017/18シーズンにUEFAヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献。しかし、2020/21シーズンはラ・リーガで22試合の先発出場にとどまるなど、スペイン代表MFマルコス・ジョレンテやMFコケらとのポジション争いで後れをとったままシーズンを終了。くわえてEURO2020本大会のスペイン代表から落選していた。