明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する日本代表FW古橋亨梧は、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックへ完全移籍することが決まっている。その中、ヴィッセル神戸でのラストゲームとなったJ1リーグ第20節・セレッソ大阪戦を終えて、ヴィッセル神戸の関係者やファン・サポーターに向けたメッセージを残している。
古橋亨梧は2018年夏にFC岐阜からヴィッセル神戸へ完全移籍。シーズン途中での加入でありながらも、2018シーズンはJ1リーグで13試合に出場して5ゴールをマーク。そして2019シーズンからは前線の主力としてリーグ戦で30試合以上に出場し2桁ゴールをあげると、今季は第4節・名古屋グランパス戦を除いた全試合で先発出場し、すでに14ゴールをマーク。三浦淳寛監督から絶大な信頼を寄せられていた。
その中、ヴィッセル神戸は今月16日、横浜F・マリノス前監督のアンジェ・ポステコグルー率いるセルティックへ古橋亨梧が完全移籍することを発表。同選手にとって、17日にヨドコウ桜スタジアムで行われたセレッソ大阪との神阪ダービーがラストマッチとなっていたが、この一戦で前半にゴールを決めている。
古橋亨梧本人は試合後、自身のSNSを更新。ヴィッセル神戸を離れることについて「今日の神阪ダービーはヴィッセル神戸の選手として最後の試合で、とても特別な日でした。神戸という素敵な街で僕のキャリアの忘れがたい時間が終了します。このユニフォームを着てクラブ初のタイトル獲得に貢献できてとても光栄でした。神戸に来たとき、こんな素晴らしい経験ができると思っていませんでした。最高のチームメイト、監督、またスタッフと一緒にいられて本当に恵まれているなと感じています」
「チームメイトや監督へ 僕のことを信じて成長できるチャンスを与えてくれて感謝します。クラブに来たときから今日まで、みんなのことを尊敬し沢山学ばせていただきました。みんなのおかげでサッカーに情熱の火を灯し、毎試合全力を尽くすことができました。これからもみんなのことずっと応援します」
「サポーターの皆さんへ クラブに来てから沢山の声援をいただき、感謝の言葉しかないです。良い時も悪い時も挑戦し続けた3年、素敵な時間を本当にありがとうございました。サポーターの情熱と揺るぎない応援はいつも大きな力になりました。」
「いつもありがとう。古橋亨梧」と長文にわたりメッセージを残した。Jリーグ界を代表するストライカーとして名をはせた古橋亨梧がスコットランドで成功を収める姿を誰もが待ち望んでいるはずだ。
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