マンチェスター・ユナイテッドは、フランス代表の一員としてEURO2020に臨んでいたレアル・マドリードのDFラファエル・バランの獲得間近に迫っているようだ。12日、イギリス・マンチェスターの地元メディア『マンチェスターイブニングニュース』が報じている。
バランの去就を巡っては、レアル・マドリードとの現行契約が来年6月までとなる中、クラブ首脳陣が慰留に努めている。また、選手サイドにはすでに新契約のオファーを提示しているが、現時点でも返答がない模様。本人が新たな挑戦を求めていることから、今夏退団に向かっているものとみられる。
一方、マンチェスター・ユナイテッドは守備陣の新戦力としてバランをトップターゲットに掲げており、今月はじめにレアル・マドリードとの交渉を開始。その中、『マンチェスターイブニングニュース』の報道によると、両者は移籍金3500万ポンド(約54億円)による取引を行うことで合意に至ったという。
また、選手サイドは当初、週給20万ポンド(約3000万円)を求めていたが、ここにきて18万ポンド(約2700万円)未満に引き下げる方向で調整しているようだ。
なお、バランはEURO2020でグループステージ全3試合と決勝トーナメント1回戦・スイス戦でフル出場していたが、チームはスイス相手にPK戦の末に敗れてベスト16で大会を後にしている。
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