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トッテナム、冨安健洋獲得へ前進!増額再オファーでボローニャと合意間近に

日本代表の冨安健洋 写真提供: Gettyimages

 ボローニャに所属する東京五輪の日本代表DF冨安健洋は、トッテナム・ホットスパーへの移籍間近に迫っているようだ。12日、英メディア『90min』が報じている。

 冨安健洋はボローニャとの契約を2024年6月まで残しているが、2020/21シーズン終了後にアタランタとトッテナムが同選手の獲得レースを繰り広げている。また、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、エバートン、ウェストハム・ユナイテッドも関心を寄せていると伝えられていた。しかし、ボローニャとのクラブ間交渉に当たっているプレミアリーグのクラブは、現時点でトッテナムのみとなっているとのことだ。

 トッテナムは先月末に移籍金1500万ユーロ(約20億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)という条件でオファーを提示したが、ボローニャに却下されている。その後、今月に入って2000万ユーロ(約27億円)+ボーナスと移籍金を引き上げた上で再び獲得を打診。ボローニャは2500万ユーロ(約33億円)を求めているが、クラブ間合意間近となっているようだ。

 なお、冨安健洋は2018年にアビスパ福岡からジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVVに移籍した後、2019年夏にボローニャへ加入。2020/21シーズンはシニシャ・ミハイロビッチ監督に本職であるセンターバックのほか右サイドバックを任せられることも多く、セリエAで31試合に先発出場していた。