アトレティコ・マドリードは12日、アルゼンチン代表の一員としてコパ・アメリカ2021に臨んでいたウディネーゼのMFロドリゴ・デ・パウル獲得を公式発表している。
現在28歳のデ・パウルには、以前からユベントスやミラン、ローマ、ナポリなどイタリア国内の複数クラブが関心を寄せていた。その中、アトレティコは今夏退団の可能性が高いスペイン代表MFサウール・ニゲスの後釜として、デ・パウルをリストアップ。ウディネーゼとの交渉で一度オファーを却下されたものの、移籍金3500万ユーロ(約47億円)+ボーナスという条件で合意していた。
その後、同選手はアルゼンチン代表の一員としてコパ・アメリカ2021に臨むと、グループステージ2試合でフル出場。そして準々決勝・エクアドル戦、準々決勝・コロンビア戦でもフル出場を果たすと、今月11日に行われた決勝・ブラジル戦ではMFアンヘル・ディ・マリアの決勝弾をアシスト。チームのタイトル獲得に大きく貢献していた。
アトレティコは当初の予定通り、コパ・アメリカ2021終了後にデ・パウルの獲得を発表。選手サイドと2026年6月までの5年契約を結んでいるほか、年俸は350万ユーロ(約4億7000万円)であるようだ。
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