レアル・マドリードは、フランス代表の一員としてEURO2020に臨んだFWカリム・ベンゼマとの契約延長に近づているようだ。11日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在33歳のベンゼマは、およそ5年半ぶりにフランス代表のメンバーに選出。EURO2020ではグループステージ全3試合と決勝トーナメント1回戦・スイス戦で先発出場し4ゴールをマーク。しかし、チームはスイス相手にPK戦の末に敗れて大会を後にしていた。
ベンゼマはEURO2020を終えてバカンスを過ごしており、今月下旬からレアル・マドリードのプレシーズントレーニングに合流する予定となっている。また、同選手はレアル・マドリードとの契約を来年6月まで残しているが、両者は1年間の契約延長を行う方針で意見が一致している模様。2021/22シーズン開幕を迎える8月中旬までには正式に新契約を結ぶようだ。
なお、ベンゼマはマンチェスター・ユナイテッドやミランなど複数クラブが関心を寄せる中、2009年夏にオリンピック・リヨンからレアル・マドリードへ完全移籍。加入当初は先発での出場機会に恵まれなったものの、直近数シーズンにおいては前線で必要不可欠な存在となり、2020/21シーズンもUEFAチャンピオンズリーグで9試合、リーグ戦で33試合に先発出場するなど、主力としてチームを支えていた。
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