日本代表DF長友佑都はリーグアン(フランス1部)のオリンピック・マルセイユを契約満了により退団しているが、ここにきて再契約の可能性が浮上しているようだ。11日、フランス紙『ラ・プロヴァンス』が報じている。
現在34歳である長友佑都の去就を巡っては、Jリーグ復帰の噂が飛び交っているほか、プレーオフを勝ち上がってセリエA(イタリア1部)昇格を果たしたヴェネツィア、さらにはスュペル・リグ(トルコ1部)へ18年ぶりに復帰することが決まったアルタイSKからの関心が伝えられている。
しかし、『ラ・プロヴァンス』はマルセイユが同選手の再獲得に動く可能性があると主張。マルセイユは2021/22シーズンでの巻き返しを図るべく、今夏のマーケットではアーセナルからフランス人MFマッテオ・グエンドウジ、ローマからスペイン人GKパウ・ロペスとトルコ代表FWジェンギス・ウンデルを獲得するなど積極的な補強を展開している。その中、すでにホルヘ・サンパオリ監督の戦術やチーム内の規律などを熟知しており、年俸面をはじめコストがかからない点で長友佑都との再契約が望ましいようだ。
なお、長友佑都は昨夏にガラタサライを契約満了により退団すると、フリートランスファーでマルセイユへ加入。今季は開幕当初ベンチを温めることが多かったが、昨年12月以降はコンスタントに出場機会を得ると、公式戦23試合に先発出場していた。しかし、マルセイユ首脳陣は左サイドバックで同選手とポジション争いを演じるフランス人DFジョルダン・アマヴィと契約延長。今月1日に長友佑都の退団を公式発表している。
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