マンチェスター・シティを契約満了により退団したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロはバルセロナへ加入しているが、交渉の際に提示された条件が明らかになっているようだ。10日、スペイン紙『アス』が報じている。
アグエロにはユベントスやチェルシー、パリ・サンジェルマン、リーズ・ユナイテッドなど多くのクラブが関心を寄せる中、先月はじめにバルセロナと2年契約を締結。また、今回の契約には1億ユーロ(約134億円)の契約解除条項が盛り込まれている。
周囲からは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとのタッグ結成を期待する声が上がっている。しかし、『アス』の報道によると、クラブ首脳陣が交渉の場でアグエロに対して先発出場を確約しておらず、スーパーサブとしての役割を担う可能性が高いことを伝えていたようだ。
また、ロナルド・クーマン監督はスペイン代表FWアンス・ファティをレギュラーに定着させる構想を描いている模様。現在18歳のファティは2019/20シーズンに公式戦33試合に出場し8ゴールをあげてブレイクを果たしていたが、昨年11月のリーグ戦で左ひざの内側半月板を損傷。以降は複数回にわたり手術を行っていたが、2021/22シーズン開幕にむけたプレシーズントレーニングに参加する目処が立っている。
なお、アグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに加入。前線で必要不可欠な戦力としてゴールを量産しており、4度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献していた。しかし、昨年6月にひざを負傷したことにより長期離脱を強いられると、2020/21シーズンははハムストリングの負傷や新型コロナウイルス感染による自主隔離などにより公式戦わずか8試合の先発出場にとどまっていた。
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