インテルはモロッコ代表DFアクラフ・ハキミがパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍しているが、後釜候補であるアーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリンを巡る争奪戦でリードしているようだ。9日、イギリスメディア『Four Four Two』が報じている。
現在26歳であるベジェリンはアーセナルとの契約を2023年6月まで残している。しかし、本人は昨夏につづいて退団を望んでいることから、契約延長の打診を拒否している。また、同選手にはマンチェスター・ユナイテッドやアトレティコ・マドリードが関心を寄せていると伝えられている。
その中、インテルはハキミの後釜候補としてベジェリンをリストアップすると、先月末からアーセナルとの交渉を開始。買い取りオプション付きの1年レンタルでオファーを準備しているが、『Four Four Two』は複数クラブによる争奪戦で現時点ではインテルが優位に立っていると主張。アーセナルは移籍金として少なくとも2500万ポンド(約38億円)を求める姿勢を見せているとのことだ。
なお、ベジェリンはバルセロナの下部組織でキャリアをスタートさせると、2012年夏にアーセナルへ加入。その後、ワトフォードへのレンタル移籍をへて2014年夏にトップチーム昇格すると、アーセン・ベンゲル元監督のもとで右サイドバックのレギュラーに定着。2020/21シーズンも今年2月までは主力としてプレミアリーグ22試合で先発メンバーに名を連ねていたが、3月以降は出場機会が大幅に減少していた。
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