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冨安健洋にエバートンも関心か!アタランタとトッテナムなどと争奪戦も

冨安健洋 写真提供: Gettyimages

 東京五輪の日本代表DF冨安健洋にはアタランタやトッテナム・ホットスパーなど複数クラブが関心を寄せているが、同選手の争奪戦にエバートンが参戦する可能性があるようだ。8日、英紙『リバプール・エコー』が報じている。

 同選手はボローニャとの契約を2024年6月まで残している。しかし、昨夏以降にミランやバイヤー・レバークーゼンなど複数クラブから関心を寄せられると、2020/21シーズン終了後にアタランタとトッテナムが獲得に乗り出している。数週間前にはアタランタが年俸130万ユーロ(約1億7000万円)による4年契約で選手サイドと合意に達したと一部のイタリアメディアが報道。そして先月末には、トッテナムが移籍金1500万ユーロ(約20億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)という条件でオファーを提示。しかし、ボローニャが2000万ユーロ(約27億円)を求めていることもあり却下されたと伝えられていた。

 アタランタとトッテナムが冨安健洋の獲得レースを繰り広げる中、マンチェスター・ユナイテッドがレアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・バランの代替候補にリストアップしたという噂が飛び交っている。

 また、アーセナルもブラジル代表DFダビド・ルイスが契約満了で退団したことにより、冨安健洋の獲得へ乗り出す可能性がささやかれている。

 その中、『リバプール・エコー』はエバートンも争奪戦に加わる可能性があると主張。同紙は冨安健洋をセンターバックのみならず右サイドバックもこなすだけのクオリティを兼ね備えていると評価。エバートンの他にウェストハム・ユナイテッドも獲得に興味を示していると伝えている。

 なお、冨安健洋は2018年にアビスパ福岡からジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVVに移籍した後、2019年夏にボローニャへ加入。2020/21シーズンはシニシャ・ミハイロビッチ監督に本職であるセンターバックのほか右サイドバックを任せられることも多く、セリエAで31試合に先発出場していた。