明治安田生命J1リーグの横浜FCは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCに所属するブラジル人FWサウロ・ミネイロを獲得することがほぼ確実となっているようだ。8日、ブラジルメディア『torcedores』が報じている。
サウロ・ミネイロは昨年9月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部)のボルタ・レドンダからセアラーSCへ完全移籍により加入。移籍当初はベンチ外となることが多かったが、昨年11月以降は試合途中からピッチに立つ機会が増えていた。そして今季はここまでのリーグ戦全9試合で出場。うち8試合では先発メンバーに名を連ねており、2ゴール1アシストをマークしているが、7日に開催されるセリエA第10節・フルミネンセ戦でメンバー外となっていた。
同選手の去就を巡っては、セアラーSCとの契約を2022年12月まで残す中、鹿島アントラーズがクラブ間交渉を進めていると現地メディアが報道。ブラジル人FWエヴェラウドを交渉材料に盛り込んでいる可能性が伝えられていたが、8日になって鹿島アントラーズの小泉文明代表取締役社長が否定していた。
その中、横浜FCが移籍金150万ドル(約1億6000万円)のオファーを提示。セアラーSCとのクラブ間合意に至っているものとみられるほか、選手サイドも横浜FCからのオファーを受け入れた模様。これにより、数日後にも公式発表が行われるとのことだ。
鹿島アントラーズへの移籍報道が先行する中、横浜FCはシーズン後半戦での巻き返しにむけて、前線におけるメンバーの入れ替えを行うようだ。
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