イスラエル・プレミアリーグ(イスラエル1部)のマッカビ・ハイファFCに所属するオーストラリア代表FWニキータ・ルカヴィツヤは、Jリーグクラブへの移籍を視野に入れているようだ。5日、カザフスタンメディア『Sports.KZ』が報じている。
現在34歳のルカヴィツヤは、エールディビジ(オランダ1部)のトゥウェンテやマインツ、FSVフランクフルトに在籍した過去をもち、2016年夏にマッカビ・ハイファへ加入。2017/18シーズン以降は前線の主力に定着し、リーグ戦でほぼ全試合でフル出場を果たしていた。そして2020/21シーズンはUEFAヨーロッパリーグのプレーオフで全4試合で先発出場して4得点をマーク。くわえてリーグ戦でも20試合の出場で17ゴールと結果を残したが、今年3月に新型コロナウイルス陽性による隔離期間を余儀なくされた後はコンディションを落としていた。
同選手は今年6月末をもって契約満了によりマッカビ・ハイファを退団した模様。選手サイドは昨夏に2年間による新契約を結ぶようクラブ首脳陣に要求。周囲でもルカヴィツヤの残留を望む声が上がっていたが、合意には至らなかったようだ。
また、『Sports.KZ』はイスラエル国内のクラブで選手サイドが求める年俸額を支払えるクラブがないと主張。現在ルカヴィツヤ本人は代理人との協議に入っており中国、韓国、日本の3カ国を新天地の候補としてあげているようだ。
イスラエルで本来のパフォーマンスを発揮したルカヴィツヤは、2009年8月にオーストラリア代表に初招集。今年6月に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア2次予選でも2試合に出場している。
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