ラ・リーガ バルセロナ

バルサMFにプレミアリーグ2クラブが関心!ユベントス復帰への交渉は…

ミラレム・ピアニッチ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチはユベントス復帰が噂されているが、ここにきてプレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているようだ。5日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在31歳のピアニッチは、昨夏に移籍金6000万ユーロ(約79億円)+ボーナス500万ユーロ(約6億5000万円)により、ブラジル代表MFアルトゥールと入れ替わる形でユベントスからバルセロナに完全移籍により加入。ユベントスではマッシミリアーノ・アッレグリやマウリツィオ・サッリから絶対的なレギュラーとして信頼を得ていたが、バルセロナでは公式戦13試合に先発出場にとどまっていた。

 バルセロナはピアニッチと年俸650万ユーロ(約8億5000万円)による契約を2024年6月まで残している。しかし、ロナルド・クーマン監督とクラブ首脳陣は同選手を2021/22シーズンの構想に含めないことで意見が一致。また、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの新契約締結でおよそ2億ユーロ(約263億円)を要することから、ピアニッチに対しては契約解除を求めているという。

 一方、同選手の移籍先候補にはかねてからユベントスが挙がっていた。しかし、ユベントスは中盤センターの新戦力として、サッスオーロのイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリをトップターゲットに掲げており、現時点では選手サイドにコンタクトをとっていないようだ。その中、トッテナム・ホットスパーとチェルシーがピアニッチの動向を注視している模様。ただ、ピアニッチ本人は今夏の去就決断を急がない姿勢を見せているようだ。

 なお、バルセロナは負傷離脱が相次ぐフランス代表DFサミュエル・ユムティティに対しても、契約解除を求めているが、ピアニッチと同じく選手サイドはこれを拒否している。