バルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチは、ユベントス復帰の可能性が高まっているようだ。4日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
現在31歳のピアニッチは、昨夏に移籍金6000万ユーロ(約79億円)+ボーナス500万ユーロ(約6億5000万円)により、ブラジル代表MFアルトゥールと入れ替わる形でユベントスからバルセロナに完全移籍により加入。ユベントスではマッシミリアーノ・アッレグリやマウリツィオ・サッリから絶対的なレギュラーとして信頼を得ていたが、バルセロナでは公式戦13試合に先発出場にとどまっていた。
バルセロナはピアニッチと年俸650万ユーロ(約8億5000万円)による契約を2024年6月まで残している。しかし、クラブ首脳陣は同選手を2021/22シーズンの構想に含めておらず、選手サイドに対して契約解除を要求している模様。バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの新契約締結でおよそ2億ユーロ(約263億円)を要することから、ピアニッチやフランス代表DFサミュエル・ユムティティなど複数選手の放出に動いているという。
また、ユベントスは2020/21シーズン終了後にアッレグリ氏の再招へいを発表。アッレグリ新監督はピアニッチの復帰を望んでおり、ユベントスも2年レンタルでの獲得に向かっていると伝えられていたが、ここにきてフリーで獲得できる可能性が浮上している。
バルセロナで不本意なシーズンを過ごしたピアニッチだが、果たしてセリエAの舞台で輝きを取り戻すチャンスは巡って来るのだろうか。
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