明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉でプレーした過去をもつブラジル人DFエベルトは、リーガ・ポルトガル2（ポルトガル2部）のカーザ・ピアACへの加入が決まったようだ。1日、ポルトガル紙『レコルド』が報じている。
エベルトはブラジル国内クラブであるCRヴァスコ・ダ・ガマでキャリアをスタートさせると、2013年にはプリメイラ・リーガ（ポルトガル1部）のブラガSCへ加入。その後、ポーランド国内クラブをへて2018年にジェフユナイテッド市原・千葉へ完全移籍。Jリーグ挑戦1年目にリーグ戦18試合に出場すると、2019シーズンは24試合でピッチに立っていた。
その後、同選手は昨年1月ポーランド1部の古豪ヴィスワ・クラクフへレンタルにより加入すると公式戦10試合に出場していたが、昨年6月にレンタル期間延長でヴィスワ・クラクフとジェフユナイテッド市原・千葉と合意に達しなかったため退団。ジェフユナイテッド市原・千葉では尹晶煥監督の構想から外れていたため公式戦で一度もピッチに立つことなく、昨季終了後に契約満了により退団していた。
エベルトは今年4月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC（ブラジル3部）のサンタクルスFCへ加入すると、今季は開幕から3試合連続でフル出場。しかし、いずれの試合でもイエローカードが提示され、4試合目にして早くも累積警告による出場停止処分を受けると、先月27日に行われた試合ではメンバー外となっていた。
その中、『レコルド』はカーザ・ピアACがエベルトの獲得を確実にしたと報道。契約年数や年俸などについては明らかになっていないが、2013/14シーズン以来となるポルトガル国内への復帰となるようだ。
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