Jリーグ 清水エスパルス

清水移籍報道のロナウド、ブラジル1部退団決定。SNSにメッセージ投稿

清水エスパルスのホーム IAIスタジアム日本平 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスに加入することが確実視されているブラジル人MFロナウドは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴを契約満了により退団した。1日、ブラジルメディア『LANCE!』が報じている。

 ロナウドは2013年にCRフラメンゴのU20チームに加入して頭角を現すと、2015年にトップチームへ昇格。その後、アトレチコ・ゴイアニエンセやECバイーアへのレンタル移籍をへて、今年2月にCRフラメンゴへ復帰。昨季はECバイーアでリーグ戦22試合に先発出場していた。

 同選手の去就を巡っては、フルミネンセが獲得間近に迫っていたほか、今年3月にはセリエB(ブラジル2部)のクルゼイロがフラメンゴとの契約解除によりフリーで獲得する方向で狙っていた。しかし、選手サイドがブラジル国外でのプレーを望んでいたこともあり、清水エスパルスからのオファーを受け入れたと伝えられている。

 その中、ロナウド本人は1日に自身のインスタグラムアカウントでCRフラメンゴ退団に関するメッセージを投稿。「2013年から僕のために尽くしてくれたフラメンゴに対して感謝を申し上げたい。フラメンゴはつねに僕のホームだったし、これからもつねに感謝し続けるよ」とコメントを残した。

 ただ、今月に入ってJリーグクラブが今夏の移籍ウィンドウで外国人補強ができない可能性が報じられている。清水エスパルスはすでにブラジル人DFウィリアム・マテウスが家族の事情により退団しているだけに、外国籍選手の獲得を強く望んでいるはずだ。