バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、負傷離脱の影響により残留に向かっていると伝えられていた。しかし、ここにきてセリエA復帰の可能性が浮上しているようだ。28日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
コウチーニョは昨年末に行われたラ・リーガ第17節・ウエスカ戦で試合終了間際に左ひざを負傷すると、今年1月に左ひざの外側半月板を手術。そして4月にはブラジルへ帰国し再手術に踏み切っており、現在はリハビリに励んでいる。同選手にはアーセナルやエバートン、レスター・シティ、オリンピック・マルセイユが関心を寄せているが、コンディション面で不安を抱える同選手の獲得オファーは届かない可能性が高く、バルセロナ残留に落ち着くという見方が広まっていた。
しかし、インテルへ移籍したトルコ代表MFハカン・チャルハノールの後釜を探すミランが、コウチーニョの獲得に乗り出した模様。すでにバルセロナとのクラブ間交渉を開始しており、1年レンタルでの獲得を目指しているとのことだ。
ただ、コウチーニョはバルセロナと年俸1200万ユーロ(約15億8000万円)による契約を2023年6月まで残している。ミランにとって、この高額年俸が獲得にむけて大きな問題となっており、今後バルセロナとの交渉で年俸負担について議論が交わされるものとみられる。
なお、ミランは攻撃陣の新戦力候補として、エバートンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスもリストアップ。すでに代理人のジョルジュ・メンデス氏とコンタクトをとっているが、選手サイドはアトレティコ・マドリードやナポリも移籍先候補に含めているようだ。
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