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清水、広島DF井林章の獲得発表!東京V在籍時にロティーナ監督から指導

清水エスパルスのサポーター 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは28日、サンフレッチェ広島のDF井林章を完全移籍により獲得したと公式発表している。

 現在30歳の井林章は、関西学院大学卒業後の2013年に東京ヴェルディへ入団。ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のもとで主力に定着するなど確かな成長を遂げると、2019年にサンフレッチェ広島へ加入。しかし、移籍後は出場機会を確保できず、今季もここまでJ1リーグでわずか3試合の出場にとどまっていた。

 一方、清水エスパルスは昨季までセレッソ大阪を率いていたロティーナ監督を招へいすると、大型補強を展開。今夏の移籍ウィンドウでも、すでにカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴでプレーしていたブラジル人MFロナウドの獲得をほぼ確実にしている。また、守備陣でさらなる戦力強化を掲げる中、同監督の指導を受けた過去をもつ井林章に白羽の矢を立てていた。

 同選手は清水エスパルス加入について「はじめまして、井林章です。このたび、エスパルスの一員として戦う決断をしました。ロティーナ監督のもと、自分の力を最大限にチームに還元し、チーム力向上に助力できるよう精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語っている。

 また、サンフレッチェ広島退団については「2年半という短い間でしたが、広島の皆さんとともに、また故郷で紫のユニフォームを着て戦えたことは本当に幸せで、貴重な経験となりました。なかなかチームに貢献することはできませんでしたが、たくさんの思い出ができました。この決断が自分にとって良かったと思えるように清水で頑張ります。応援してくれた皆様、ピッチ内外で支えてくれた皆様、サンフレッチェに関わる全ての方々に感謝しています。
ありがとうございました」とサポーターにメッセージを残している。