インテルはモロッコ代表DFアクラフ・ハキミがパリ・サンジェルマン(PSG)移籍がほぼ確実となっている。その中、アーセナルに所属するスペイン代表DFエクトル・ベジェリンの獲得にむけた動きを見せているようだ。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在26歳のベジェリンはバルセロナの下部組織でキャリアをスタートさせると、2012年夏にアーセナルへ加入。その後、ワトフォードへのレンタル移籍をへて2014年夏にトップチーム昇格すると、アーセン・ベンゲル元監督のもとで右サイドバックのレギュラーに定着。今季も今年2月までは主力としてプレミアリーグ22試合で先発メンバーに名を連ねていたが、3月以降は出場機会が大幅に減少していた。
ベジェリンとアーセナルの現行契約は2023年夏に満了を迎えるが、同選手は今夏退団を望んでいる模様。同選手にはマンチェスター・ユナイテッドがオファーを提示したほか、アトレティコ・マドリードも関心を寄せている。
複数クラブによる争奪戦が予想される中、インテルもハキミの後釜としてベジェリンの獲得に向かっている模様。すでにアーセナルとのクラブ間交渉を開始しており、買い取りオプション付きの1年レンタルでオファーを提示するという。一方、アーセナルは少なくとも移籍金2000万ユーロ(約27億円)を求めているようだ。
なお、インテルはベジェリン獲得にむけた交渉が破談に終わった場合、チェルシーのDFダビデ・ザッパコスタにターゲットを切り替えるものとみられる。
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