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元C大阪のルーカス・ミネイロ、ポルトガル1部ブラガへ完全移籍!40億円の契約解除条項も

セレッソ大阪 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に在籍した過去をもつブラジル人MFルーカス・ミネイロは25日、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のSCブラガへ完全移籍により加入した。クラブ公式サイトやポルトガル紙『A BOLA』が伝えている。

 現在25歳のルーカス・ミネイロは、2016年にシャペコエンセの下部組織へ加入。AAポンチ・プレッタやCRヴァスコ・ダ・ガマへのレンタル移籍をへて、昨年2月にセレッソ大阪へ期限付き移籍により加入。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により公式戦が中断されたこともありわずか3試合の出場にとどまると、昨年9月にセレッソ大阪を退団。保有権を持つシャペコエンセからポルトガル1部のジル・ヴィセンテFCへレンタルにより加わっていた。

 ルーカス・ミネイロは今季、自身のキャリアで初めてとなるプリメイラリーガ挑戦だったが、シーズン序盤から主力に定着。リーグ戦で27試合に出場して2ゴール1アシストと結果を残していた。その中、同選手にはポルトガルの強豪ベンフィカとSCブラガが関心を寄せていたが、SCブラガがシャペコエンセに移籍金150万ユーロ(約2億円)を支払って獲得を決めている。

 SCブラガはルーカス・ミネイロと2026年6月までの5年契約を締結。年俸は明らかになっていないが、3000万ユーロ(約40億円)による契約解除条項が盛り込まれているようだ。

 セレッソ大阪では本来のパフォーマンスを発揮できなかったが、ポルトガルでステップアップに成功したことにより、本人は確かな手応えをつかんでいるはずだ。