レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは今夏退団の噂が飛び交っていたが、カルロ・アンチェロッティ氏の監督復帰により残留に向かっているようだ。24日、イタリアメディア『Calcionews24』が報じている。
現在33歳のマルセロはレアル・マドリードとの契約を来年6月まで残している。しかし、今季はベンチを温めることが多く、わずか15試合の先発出場に終わったほか、シーズン終盤にはジネディーヌ・ジダン前監督と衝突したことにより、退団の可能性がささやかれていた。
同選手にはスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェがローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコとともに関心を強めていたほか、リーズ・ユナイテッドやエバートンも獲得に興味を示していると伝えられていた。
その中、レアル・マドリードは今月にジダン監督の後任として、今季までエバートンを率いていたアンチェロッティ氏の再招へいを発表。くわえて、守備陣の要であったスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが契約満了により退団している。
アンチェロッティ新監督は直近数シーズンにわたりセルヒオ・ラモスが務めてきたキャプテンの役割をマルセロに託す方向で検討している模様。そのため、来季以降はマルセロがレアル・マドリードの成績を左右する上でさらに重要な選手になるという見方が広まっているようだ。
なお、レアル・マドリードはセルヒオ・ラモスにくわえて、フランス代表DFラファエル・バランも今夏退団に向かっている。
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