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バルサ、放出候補のブラジル代表MFが一転残留へ!プレミア方面から関心も…

フィリペ・コウチーニョ(写真左) 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは今夏退団が噂されていたが、ここにきて残留に向かっているようだ。24日、スペイン紙『アス』が報じている。

 バルセロナはコウチーニョとの契約を2023年6月まで残している。しかし、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約延長とあわせてクラブ財政の改善を図るために、コウチーニョやフランス代表DFサミュエル・ユムティティなど複数選手を放出候補に含めていた。

 コウチーニョにはアーセナルやエバートン、オリンピック・マルセイユが獲得に興味を示しているほか、今月中旬には元リバプール指揮官のブレンダン・ロジャーズ率いるレスター・シティが獲得に動くという噂が飛び交っていた。

 ただ、コウチーニョは昨年末に行われたラ・リーガ第17節・ウエスカ戦で試合終了間際に左ひざを負傷すると、今年1月に左ひざの外側半月板を手術。そして4月にはブラジルへ帰国し再手術に踏み切っており、現在はリハビリに励んでいる。そのため、コンディション面で不安を抱える同選手の獲得オファーは届かない可能性が高く、バルセロナ残留に落ち着くという見方が広まっている。

 なお、コウチーニョは2018年1月に1億2000万ユーロ(約163億円)という巨額の移籍金を伴い、リバプールからバルセロナへ加入。その後、2019年夏にバイエルン・ミュンヘンへ1年レンタルにより加わると、昨季はブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、DFBポカールの3冠達成に貢献した。