レアル・マドリードはすでにスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団が正式に決まっている。そして、フランス代表DFラファエル・バランもどうやら移籍を望んでいるようだ。23日、アメリカメディア『ジ・アスレチック』が伝えている。
バランの去就を巡っては、レアル・マドリードとの現行契約が来年6月までとなる中、クラブ首脳陣が慰留に努めるものの今季終了後までに新契約締結の合意に至らない場合は今夏のマーケット期間で放出に踏み切る可能性が報じられている。
また、レアル・マドリード首脳陣は選手サイドに新契約のオファーを提示しているが、現時点で返答はない。クラブは同選手の退団に備えて、セビージャのフランス人DFジュール・クンデやビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレスを獲得候補に含めたとのことだ。
その中、『ジ・アスレチック』はバラン本人が新たな挑戦を望んでいることから、契約延長には応じない可能性が高いと主張。セルヒオ・ラモスと同じく、今季限りでレアル・マドリードを離れることになるようだ。また、移籍先候補にはマンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどがあがっている。
なお、バランは2011年夏にRCランスからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。セルヒオ・ラモスとともに最終ラインに必要不可欠な戦力としてチームを支え、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめこれまで数多くのタイトル獲得に大きく貢献してきた。今季も守備陣の主力として公式戦41試合に先発出場したが、チームは無冠に終わっていた。
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