パリ・サンジェルマン(PSG)はモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの獲得にむけて、今週末にもインテルから合意を取り付けるかもしれない。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ハキミはインテルとの契約期間を2025年6月まで残している。しかし、インテルは新型コロナウイルス感染拡大の影響により財政面で問題を抱えており、今夏のマーケットで同選手をはじめ複数の主力選手放出の方針を固めている。また、今月はじめにはハキミとPSG首脳陣が5年契約を結ぶことで合意に至ったとフランスメディア『フットメルカート』が報じていた。
その中、PSGは先週に移籍金6000万ユーロ(約80億円)でオファーを提示したが、インテルは当初、8000万ユーロ(約106億円)を求めていたため、これを却下していた。
また、同選手にはチェルシーも関心を寄せており、先日には移籍金6000万ユーロにくわえて、スペイン人DFマルコス・アロンソを交渉材料に盛り込むという条件でオファーを提示。インテルは要求額を8000万ユーロから7000万ユーロ(約92億円)に引き下げるかわりに、選手を交渉材料に盛り込んだオファーを受け付けない方針を固めている。
これを受けて、PSGは今週末にも7000万ユーロ+ボーナスという条件で再度オファーを行う模様。インテル側もこれを受け入れるものとみられ、クラブ間合意に達する可能性があるとのことだ。PSGとチェルシーによるハキミの争奪戦は、来週はじめにも決着がつくようだ。
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