ラ・リーガ レアル・マドリード

守備強化必至のレアル、ローマのブラジル人CBをレンタルで狙う?

ロジェール・イバニェス: Gettyimages

 レアル・マドリードがローマに所属するU-23ブラジル代表DFロジェール・イバニェスの獲得に興味を示しているようだ。スペイン『アス』が伝えた。

 長らくDFラインを支えてきたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団が16日に正式決定したレアル・マドリード。加えて、その相棒を務めたフランス代表DFラファエル・バランにもパリ・サンジェルマン(PSG)とマンチェスター・ユナイテッドからの関心が報じられるなど、今夏退団の可能性が取り沙汰されている。

 そのため、センターバックの補強が必至となるレアル・マドリードはセビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデをトップターゲットに見据えているとみられているが、市場価値が2500万ユーロ(約32億8000万円)と見積もられるイバニェスをレンタルで獲得することに興味を持っているという。また、レアル・マドリードとローマはスペイン人FWボルハ・マジョラルの取引以降、良好な関係を築いているようだ。

 ブラジルの複数クラブでキャリアを積んだイバニェスは2019年1月にアタランタ移籍で欧州上陸。2020年1月にレンタルでローマへ加わると、昨夏に完全移籍へ移行した。そして、今季はビルドアップ能力や身体能力の高さを武器に今季は公式戦40試合に出場して2ゴール2アシストを記録した。