アーセナルに所属するスイス代表グラニト・ジャカは、クラブ首脳陣に対してローマ移籍を容認するように働きかけを行っているようだ。19日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在28歳のジャカは、2016年夏にボルシア・メンヒェングラートバッハからアーセナルへ完全移籍により加入。プレミアリーグ挑戦1年目から公式戦39試合に先発出場するなど本来のパフォーマンスを発揮すると、2018年にはスイス代表の一員としてFIFAワールドカップ・ロシア大会のピッチに立っていた。また、今季も公式戦42試合で先発メンバーに名を連ねるなど、コンスタントな出場機会を得ている。
アーセナルはジャカとの現行契約を2023年6月まで残しているが、すでに今夏の放出候補に含めている。また、同選手の獲得を目指すローマと数週間にわたって交渉を継続している。
選手サイドは今月10日に年俸250万ユーロ(約3億3000万円)による4年契約でローマと合意に達したと伝えられていた。しかし、アーセナルが移籍金2000万ユーロ(約27億円)+ボーナスを要求していることから、現時点でもクラブ間合意には至っていない。
その中、同選手はアーセナル首脳陣に対して、今夏ローマ移籍の意向を伝えた模様。クラブ間合意を取り付けるように求めたものとみられる。
なお、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は18日、ローマがボーナス込みの2000万ユーロで再度オファーを提示したことにより、クラブ間合意間近に迫っていると伝えている。
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