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フランクフルト、レアルFWの再獲得目指すも…ポルトガル代表FWの売却必至か

ルカ・ヨビッチ 写真提供: Gettyimages

 日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトは、ポルトガル代表FWアンドレ・シウバを放出した場合に限ってセルビア代表FWルカ・ヨビッチ再獲得を目指すようだ。19日、スペイン紙『アス』が報じている。

 現在23歳のヨビッチは、2019年夏にフランクフルトからレアル・マドリードへ移籍金6300万ユーロ(約80億円)により完全移籍により加入。しかし、今季はラ・リーガで4試合の出場にとどまるなど出番に恵まれず、今年1月に半年間のレンタル移籍によりフランクフルトへ復帰。ブンデスリーガでは19試合に出場して、4ゴール2アシストをマーク。ただ、買い取りオプションが付帯されていなかったため、今季終了後にレアル・マドリードへの復帰が公式発表されていた。

 レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダンの後任としてカルロ・アンチェロッティを再び招へい。レアル・マドリードは2025年6月まで契約期間を残すヨビッチは、アンチェロッティ新体制のもとでも構想から外れている模様。しかし、本人はレアル・マドリードでのプレーを望んでいるとのことだ。

 一方、フランクフルトはヨビッチの再獲得に動く可能性があると伝えられている。ただ、同選手を再び迎え入れるための必要条件として、アンドレ・シウバの放出があるようだ。

 なお、アンドレ・シウバは今季ブンデスリーガで32試合に出場して28ゴールをマーク。イギリスメディア『スカイスポーツ』は、マンチェスター・ユナイテッドやアトレティコ・マドリードがアンドレ・シウバの獲得に乗り出す可能性があると伝えている。