インテルは今季終了後にアントニオ・コンテの後任としてラツィオ前指揮官のシモーネ・インザーギ氏を招へいしているが、同氏の教え子である元ルーマニア代表DFシュテファン・ラドゥの引き抜きは失敗に終わるようだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在34歳のラドゥは、2008年夏にディナモ・ブカレストからラツィオへ完全移籍により加入。長年にわたり守備陣を支え、3度のコッパ・イタリア優勝に貢献。今季もセリエAで30試合に先発出場するなど、チームに必要不可欠な戦力として来季UEFAヨーロッパリーグの予選2回戦出場権獲得に貢献している。
ラツィオは今季までシモーネ・インザーギが指揮を執っていたが、今季終了後にインテルの監督に就任。これに伴い、今月末でラツィオとの契約が満了を迎えるラドゥもインテルへ移籍するという噂が飛び交っていた。
しかし、ラツィオは同選手と新契約締結で合意に至った模様。2023年6月までの2年契約を結んで残留する見込みとなっているようだ。
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