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バルサ、21歳DFの完全放出で最大20億円の収入が!全ボーナス達成で…

ジャン=クレール・トディボ 写真提供:Gettyimages

 バルセロナはリーグアンのOGCニースへレンタルにより加入しているフランス人DFジャン=クレール・トディボの放出により、最大1500万ユーロ(約19億6000万円)の売却益を手に入れることができるようだ。18日、フランスメディア『RMC Sports』が報じている。

 現在21歳のトディボは、2019年1月にトゥールーズからバルセロナへ完全移籍。しかし、出場機会には恵まれず、シャルケやベンフィカへレンタル移籍した後、今年2月にニースへ買い取りオプションが付いたレンタルにより加入。リーグアンで15試合に先発出場するなど、レギュラーに定着して本来のパフォーマンスを取り戻している。

 ニースは同選手を来季の構想に含めているほか、すでにバルセロナに対して850万ユーロ(約11億3000万円)による買い取りオプションを行使する意向を伝えているとのことだ。この両クラブの取引においては、来季のトディボの出場試合数やUEFAチャンピオンズリーグ出場権の有無などに応じたボーナスが盛り込まれており、すべての条件を満たした場合には650万ユーロ(約8億5000万円)にものぼるようだ。

 バルセロナにとってフランス人の若手選手の売却は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの契約延長とクラブ財政の改善を図る中で確かなプラス材料となることだろう。