ユベントスはバルセロナボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチを複数年のレンタル移籍によって獲得することを目指しているようだ。18日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在31歳のピアニッチは、昨夏にブラジル代表MFアルトゥールと入れ替わる形でユベントスからバルセロナに完全移籍により加入。ユベントスではマッシミリアーノ・アッレグリやマウリツィオ・サッリから絶対的なレギュラーとして信頼を得ていたが、バルセロナでは公式戦13試合に先発出場にとどまっていた。
バルセロナの中盤では、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツやオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが主力を担っているほか、18歳のスペイン代表MFペドリの成長が際立っている。また、クーマン監督のもとで当初構想外となっていたU21スペイン代表MFリキ・プッチの今夏残留が濃厚となっている。くわえてロナルド・クーマン監督の来季続投が決まっており、ピアニッチは退団に向かっている。
一方、ユベントスは今季終了後にアンドレア・ピルロにかわって、3年ぶりにアッレグリ氏が指揮官に復帰。同氏はピアニッチの復帰を望んでいると伝えられている。
ユベントスは2年レンタルでの獲得に向かっている模様。ただ、ピアニッチはバルセロナで年俸650万ユーロ(約8億5000万円)を受け取っていることから、ユベントスはバルセロナに年俸の一部を負担する形を望んでいるようだ。
バルセロナで厳しいシーズンを過ごしたピアニッチだが、果たしてセリエAの舞台で輝きを取り戻すチャンスは巡って来るのだろうか。
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