明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は、レンタルでAリーグ(オーストラリア1部)のブリスベン・ロアーへ期限付き移籍していたMF檀崎竜孔に今夏復帰の可能性があるようだ。
檀崎竜孔は青森山田高校卒業後、2019年に北海道コンサドーレ札幌へ入団。プロ1年目は公式戦11試合に出場し、YBCルヴァンカップ・グループステージ第3節の湘南ベルマーレ戦でプロ入り初ゴールをマーク。しかし、昨季は前線でのし烈なポジション争いもありわずか3試合の出場にとどまると、昨年11月にブリスベン・ロアーへレンタルにより加入していた。
檀崎竜孔はオーストラリアで公式戦26試合に出場し9ゴール1アシストをあげるなど飛躍を遂げていたが、上位6クラブによるファイナルシリーズの初戦で敗れたためシーズンが終了。そして、17日には同選手が期限付き移籍満了により今季限りで退団すると、ブリスベン・ロアーが公式発表していた。
北海道コンサドーレ札幌首脳陣はオーストラリアへの武者修行期間における檀崎竜孔のパフォーマンスに満足している模様。また、今季は序盤からチーム内で多くの負傷者を抱えている現状を踏まえると、同選手を復帰させることが十分に考えられる。
一方、ブリスベン・ロアーは檀崎竜孔の退団発表において、同選手の再獲得に動く可能性を示唆する声明を出している。青森山田高校から鳴り物入りで北海道コンサドーレ札幌に加入した21歳の有望株の今後に注目が集まる。
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