明治安田生命J1リーグの浦和レッズからプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへレンタルにより加入しているDFマウリシオは、ポルティモネンセへの完全移籍ではなく、ラ・リーガ(スペイン1部)のバレンシアに加入する可能性があるようだ。17日、ブラジルメディア『arqtricolor』が報じている。
マウリシオは2017年夏にプリメイラリーガのマリティモから浦和レッズへ移籍。移籍1年目から守備陣の主力を担うと、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献。しかし、昨季はJ1リーグでわずか2試合の出場にとどまると、昨夏にポルティモネンセへレンタルにより加入。今季はリーグ戦で33試合に先発出場するなど、最終ラインで再びレギュラーに定着するとともに、プリメイラリーガ残留に貢献していた。
同選手の去就を巡っては、ポルティモネンセがFWファブリシオととも浦和レッズに対して50万ドル(約5500万円)以上を支払って完全移籍により獲得する可能性が伝えられていた。
しかし、バレンシアがプリメイラリーガにおけるマウリシオのパフォーマンスを高く評価。浦和レッズとのクラブ間交渉をすでに開始しているものとみられ、移籍金80万ユーロ(約1億500万円)での獲得を試みている模様。また、『arqtricolor』は数週間以内に取引が成立する可能性があると主張している。
移籍ウィンドウにおいてポルティモネンセと良好な関係を築いてきた浦和レッズだが、バレンシアからのコンタクトにより、移籍金額をどれだけ引き上げられるのか注目が集まる。
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