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バルサMF、プレミアリーグでリバプール元監督と再会か!FA杯覇者のレスターが関心

フィリペ・コウチーニョ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョには今夏退団の可能性がささやかれているが、ここにきてレスター・シティが移籍先候補にあがっているようだ。13日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 コウチーニョは2018年1月にリバプールからバルセロナへ完全移籍により加入。その後、2019年夏にバイエルン・ミュンヘンへ1年レンタルにより加わると、昨季はブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、DFBポカールの3冠達成に貢献したが、昨夏にバルセロナへ復帰している。

 また、同選手は今季ロナルド・クーマン監督のもとで公式戦14試合に出場し3ゴール2アシストをマークしていたが、昨年末に行われたラ・リーガ第17節・ウエスカ戦で試合終了間際に左ひざを負傷すると、今年1月に左ひざの外側半月板を手術。そして4月にはブラジルへ帰国し再手術に踏み切っていた。

 コウチーニョバルセロナとの契約期間を2023年6月まで残す中、アーセナルやエバートン、オリンピック・マルセイユが獲得に興味を示していると伝えられていたが、今季のFAカップ覇者であるレスター・シティも関心を寄せている模様。

 一方、バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約延長にくわえて、財政面での改善を図っており、コウチーニョをはじめ複数選手の売却を視野に入れている。また、レスターとのクラブ間交渉を行う場合には、2000万ユーロ(約26億円)で放出に応じる可能性があるようだ。

 なお、現在レスターを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は、リバプールでコウチーニョとともに仕事をした過去を持つ。復帰にむけてリハビリに励むコウチーニョだが、師弟関係にあったロジャース監督のもとで再起を図ることになるのだろか。