バルセロナは今季限りでマンチェスター・シティを退団したU21スペイン代表DFエリク・ガルシアを獲得している。一方で、フランス代表DFサミュエル・ユムティティとDFクレマン・ラングレが来季の構想に含まれていないようだ。11日、スペイン紙『アス』が報じている。
現在27歳のユムティティは、オリンピック・リヨンから2016年夏にバルセロナへ完全移籍により加入。しかし、直近3シーズンはひざの負傷により数度にわたって長期離脱を強いられている。また、今季も左ひざのコンディション悪化により出遅れると、昨年12月の復帰後も出場機会には恵まれず、先発メンバーに名を連ねたのはわずか6試合にとどまっていた。
同選手は税込み年俸1200万ユーロ(約16億円)による契約を2023年6月まで残しているが、負傷離脱の多さもあり、周囲ではかねてから放出候補にあげられている。
また、現在25歳のラングレは、2018年夏のマーケット期間でセビージャからバルセロナへ完全移籍により加入。今季はラ・リーガで29試合に先発出場したほか、UEFAチャンピオンズリーグでも7試合で先発メンバーに名を連ねていた。
ラングレは昨年10月に2026年6月までの新契約を結んでいる。しかし、バルセロナはマンチェスター・シティのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテの獲得に向かっている模様。本職がセンターバックである選手をさらに獲得する場合には、ユムティティと同じく余剰戦力となるようだ。
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