インテルはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスと契約延長にむけた動きを見せていたが、新契約のオファーを却下されていたようだ。9日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
現在23歳のラウタロ・マルティネスは、2018年夏にアルゼンチンのラシン・クラブからインテルに加入。今季は公式戦38試合に先発出場して19ゴール11アシストをマーク。ベルギー代表FWロメル・ルカクとともに前線に必要不可欠な戦力として機能し、クラブにスクデットをもたらしている。
ラウタロ・マルティネスの去就を巡っては、インテルとの現行契約が2023年6月まで残す中、アトレティコ・マドリードが獲得に興味を示していると一部のスペインメディアが報道。しかし、本人は先月のメディアインタビューでインテル残留が基本線であることを強調。インテル首脳陣も交渉再開にむけて、同選手の代理人に連絡したと伝えられていた。
しかし、同選手の代理人は『スポルト』の取材において、インテルからの新契約オファーを拒否していたことを明かしている。また、ラウタロ・マルティネスとインテルの現行契約には1億1100万ユーロ(約148億円)の解除条項が設定されているが、9000万ユーロ(約120億円)以上のオファーが届いた場合に放出に踏み切る可能性があるようだ。
なお、インテルは新型コロナウイルス感染拡大の影響により財政面で問題を抱えているため、今夏のマーケットでモロッコ代表DFアクラフ・ハキミをはじめ複数の主力選手放出の方針を固めている。
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