日本代表MF久保建英にエスパニョールが正式オファーか。レアルの反応は…

　レアル・マドリードからヘタフェにレンタル移籍中の日本代表MF久保建英に対して、エスパニョールが獲得に動いているようだ。スペイン『OK ディアリオ』が報じた。

　2019−20シーズンにラ・リーガ最下位に終わり、セグンダ（2部）降格の憂き目にあったエスパニョールだが、今季は15戦無敗を記録するなど2部リーグ優勝を果たし、1年での1部復帰が決定。来季に向けて、低コストで獲得可能な選手またはレンタルでの補強を中心にしたいと考えているという。

　その候補として久保をリストアップしており、すでにレアル・マドリードに正式オファーを打診しているという。レアル・マドリードはプレシースンが始まるまでに久保の去就を明確にしたいと考えており、このオファーを検討しているようだ。

　2019年夏にFC東京からレアル・マドリードへ加入した久保はマジョルカ、ビジャレアルへの武者修行を経て、今年1月にレンタルでヘタフェ入り。公式戦17試合の出場にとどまっているものの、16日に行われたラ・リーガ第37節のレバンテ戦ではクラブを残留に導く決勝ゴールを記録していた。

　なお、エスパニョールを率いるのは久保がマジョルカ時代に指導を受けたビセンテ・モレーノ監督。今季はシーズンを通して苦しんだ久保だが、来季は恩師のもとで再起を図るのだろうか。