プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、サンチョ獲得へドルトムントと126億円支払いで合意か!

ジェイドン・サンチョ 写真提供: Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドはボルシア・ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョの獲得に近づいているようだ。6日、イギリス紙『デイリーミラー』が報じている。

 現在21歳のサンチョは、2017年夏にマンチェスター・シティからドルトムントに加入。直近数シーズンで急成長を遂げており、今季も公式戦34試合で先発出場し16ゴール20アシストをマーク。また、先月13日に行われたDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)決勝・RBライプツィヒ戦では2得点をあげ、タイトル獲得に大きく貢献していた。

 サンチョはドルトムントとの現行契約を2023年6月まで残しているが、ドイツ国外のビッグクラブから関心を寄せられている。同選手には昨夏にマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出していたが、ドルトムントが1億2000万ユーロ(約156億円)という高額な移籍金を要求したことにより破談に終わっていた。

 しかし、マンチェスター・ユナイテッドは今夏も同選手獲得に動くと先月に伝えられると、移籍金8150万ポンド(約126億円)を支払うことで合意に達した模様。現在、両クラブは移籍金の支払い方法について議論を交わしているものとみられる。

 なお、ドルトムントはバルセロナやレアル・マドリードなど複数クラブが獲得に動いているノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを放出しない姿勢を貫いている。新型コロナウイルス感染拡大の影響により財政面に影響が出る中、ドルトムントはサンチョの放出によりクラブ財政の改善を図る狙いがあるようだ。