バイエルン・ミュンヘンはアトレティコ・マドリードのスペイン代表MFサウール・ニゲスの獲得へオファーを提示したようだ。6日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在26歳のサウールは2013年にアトレティコ・マドリードの下部組織からトップチーム昇格を果たすと、中盤の主力として2017/18シーズンにUEFAヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献。しかし、今季はラ・リーガで22試合の先発出場にとどまるなど、スペイン代表MFマルコス・ジョレンテやMFコケらとのポジション争いで後れをとったままシーズンを終了。くわえてEURO2020本大会のスペイン代表から落選していた。
サウールはアトレティコ・マドリードとの現行契約を2026年6月まで残しているが、本人が新たな挑戦を望んでいる模様。また、現行契約には1億5000万ユーロ(約195億円)にものぼる契約解除条項が設定されているが、ドイツ紙『ビルト』は同選手の市場価値が5500万ユーロ(約73億円)であると主張している。
その中、バイエルンはアトレティコ・マドリードに対してサウール獲得のオファーを提示した模様。『マルカ』が伝えるところによると、3500万ユーロ(約47億円)の買い取り義務が付帯された2年レンタル、1年あたりのレンタル料1500万ユーロ(約20億円)という条件で打診しているとのことだ。
ラ・リーガのタイトルを手に入れたものの、自身の現状に満足していないサウールは、スペイン国外に新天地を求めることになるのだろうか。
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