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ユベントス、完全復活のポーランド代表FW争奪戦でリードか!ジルー獲得失敗のミランも興味

アルカディウシュ・ミリク 写真提供: Gettyimages

 ナポリからオリンピック・マルセイユへレンタル移籍により加入しているポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクには多くのクラブが関心を寄せているが、ユベントスが争奪戦で優位に立っているようだ。6日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が報じている。

 ミリクは昨夏にナポリとの契約延長を拒否したことにより公式戦全試合でベンチ外となっていた中、今年1月にナポリと2022年6月までの新契約を締結した上でオリンピック・マルセイユへレンタルにより加入。移籍後は公式戦15試合に先発出場し10ゴールをマーク。そして今月に開幕を迎えるEURO2020本大会のポーランド代表メンバーに選出されるなど、復調している。

 同選手の去就を巡っては、チェルシーと契約延長を行ったフランス代表FWオリビエ・ジルーの代役としてミランが獲得に興味を示しているほか、アトレティコ・マドリード、パリ・サンジェルマン(PSG)、トッテナム・ホットスパーなど複数クラブが関心を寄せている模様。

 しかし、『トゥットメルカート』はユベントスがミリクの獲得レースで優位に立っていると主張。ユベントスはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明となる中、スペイン代表FWアルバロ・モラタのレンタル期間延長に動いている。くわえて、PSGのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディやフィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチをリストアップするなど、前線の補強を行う方針を固めている。

 リーグアンで見事な復活を果たしたミリクはEURO2020の舞台でも活躍が期待されるが、来季は再びセリエAでプレーすることになるのだろうか。